はじめに|あなたのワンちゃん、言葉わかってませんか?
「犬に話しかけてもムダ」「どうせ“音”しか聞いてないよ」——
そんなふうに思っていた時期が、私にもありました。
でも今ならハッキリ言えます。
うちの子、たぶん人間の言葉、理解してます。
今回は、そんな**“言葉が通じる系チワワ”**たちの不思議な日常、第2章をお届けします。
散歩に行くよ、で玄関へダッシュ!

うちの子たち、「散歩」という単語には異様に敏感。
ソファでのんびりしていても、私が
「じゃあ、そろそろ散歩行こかぁ」
と言った瞬間——
パッと起き上がって、一直線に玄関へダッシュ!
しかも、散歩バッグの横でお座りして待ってるというおまけ付き。
どこまでわかってるんだか…。
ちなみに「さんぽ」とひらがなで言っても通じます。
漢字にしても無理ですけど(笑)
寝るよ、の合図で寝室へ先回り!

夜、テレビを消して「そろそろ寝ようか〜」と言うと、
やっぱり行動がすごいんです。
「寝るよ」と言った瞬間、スタスタと歩き出し、
私より先に寝室のドアの前でスタンバイ。
しかも、ドアを開けるのを待ってるんですよ。
開けると、ベッドに飛び乗って丸くなる。
「寝る」って何?
なんで理解してるの??
毎晩これをやられると、「うちの子、時々前世思い出してない?」って思っちゃいます。
ちょっとそこ、どいてくれる?=ちゃんと道をあける犬
これは完全に“会話”です。
ソファの上でチワワが寝てるとき、私が座るスペースがなくて、
「ごめんね、ちょっとそこ、どいてくれる?」
とお願いしてみたところ……
スッと立って、端っこに移動。
時には床に下りてスペースをあけてくれることも。
ちなみに、「どいて」だけだとたまに無視しますが、
「どいて“くれる?”」とお願い口調にするとちゃんと動きます。
……つまり、敬語の意味まで理解してる!?
言葉も、トーンも、ちゃんと感じ取ってくれてる証拠ですね。
「〇〇持ってきて!」シリーズ、完璧にこなすチワワたち

これはもう特技です。
我が家では、「ぬいぐるみ持ってきて〜」と言うと、お気に入りのぬいぐるみをくわえて持ってきてくれます。
それだけじゃありません。
●「ボール持ってきて」→ カミカミ用のボールをチョイス
●「服持ってきて」→ 自分の服をズルズル引きずってくる
中でもお気に入りなのが、パンダのぬいぐるみ。
「パンダ、持ってきて〜」と声をかけると、うれしそうにパンダを咥えてスタスタ戻ってくる。
しかも、「それじゃないよ〜」と声をかけると、探し直して持ってくるんです。
これもう、家庭内デリバリー業務、完全マスターしてます。
言葉の裏にある“気持ち”まで伝わっているかも
「犬って音を覚えるだけでしょ?」
たしかにそれもあると思います。
でもうちの子たちを見ていると、
言葉の内容だけじゃなくて、“そのときの空気”や“気持ち”まで感じ取って行動しているように見えます。
だからお願い口調の「どいてくれる?」には素直に応じるし、
うれしそうな声で呼ばれたときはウキウキで走ってきてくれます。
次回予告|「◯○◯しようね〜」と言ったら…… もうスタンバイ完了!?
このシリーズでは、引き続き“言葉が通じてるっぽい”日常をお届けしていきます。
第3章では、さらに高度な理解力に迫ります!
おわりに|犬は、思ってるよりずっと“人間的”かもしれない

今回ご紹介したエピソードは、どれも特別な訓練をしたわけではありません。
ただ、毎日声をかけ、目を見て、心を通わせてきた結果だと思っています。
あなたの愛犬も、もしかすると、
今日のあなたのひと言をちゃんと「理解」しているかもしれませんよ。
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