老犬の介護は苦じゃない!可愛さが増すその時間を大切に

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老犬の介護は苦じゃない!可愛さが増すその時間を大切に

私たちにたくさんの幸せをくれるワンちゃんたち。

そんなワンちゃんたちも年を重ねると

体が思うように動かなくなったり

ご飯やお水を思うように摂れなくなったり

今までできていたトイレができなくなったりと

少しずつ日常のサポートが必要になってきます。

でも、それは“終わり”ではなく

“新しい愛のカタチ”の始まりです。

結論:めちゃくちゃ可愛いです😍

シニア犬との暮らしは手がかかる分

愛しさがどんどん増していきます。

もちろん大変なこともあるので

どんなことが起きて

どんなことをすればいいのか?

体験ベースで紹介していきます

参考にしてください。

1. 食事と水分補給の管理

歳をとると噛む力や消化力が落ちることもよくあります

好き嫌いも出てくる印象です。

体に良いものを食べさせようとしても

「プイッ」とそっぽを向いて

頑固として食べません。

そんな時は体に良いものも大事ですが

とにかく”口から食べる”ことのほうが大事なので

私は好きなもの ”今”食べるものをあげていました。(当然ワンちゃんにあげるとダメなものや、アレルギーのものは避けていましたよ)

噛みにくくなってきた時は

ふやかしたドライフードやウェットフード

スープごはんなどでサポートしてあげましょう。

温めて香りを立たせるだけでも

食欲が戻ることもあります。

栄養成分に注意が必要ですが

手作りご飯もあげるとすごい勢いで食べてくれました🍴

水分もこまめに与えて

脱水を防ぐことが大切です。

2. 排泄ケアと清潔の維持

今までトイレをする場所まで自分で行ってしていたのに

トイレの失敗が増えてきた…

でも決して叱らないであげてください。

マナーウェアや吸収力の高いペットシーツを使って

ワンちゃんも飼い主さんも快適に過ごせるように工夫しましょう。

マナーウェアが苦手で着けると逆にトイレができなくなるワンちゃんもいますので

飼い主さんが一緒にいる時は

ワンちゃんは”トイレがしたいサイン”を必ず出すので

よく見てあげて気づいたらトイレの場所まで

連れて行ってあげましょう。

お尻の力がなくなってきて柔らかい便💩しか

できなくなるワンちゃんもいますので

排泄後はお尻まわりをやさしく拭いてあげることで

皮膚炎の予防にもなります。

3. 寝床環境と関節ケア

寝る時間が増えるハイシニア期。

とにかく寝ます💤

めちゃくちゃ寝ます💤

なので体圧を分散してくれるベッドを選んで

お部屋の中の寝床だけでなく

日中お部屋の外でよく寝ている場所などにも

敷いてあげることをおすすめします。

ベッド選びはワンちゃんにとって違うので

ご自身の愛犬に合ったベッド選びをしましょう

我が家のワンちゃんの場合は

後ろ足が悪いとまではいきませんが

少し力が入れにくいところがあり

起き上がりにくそうだったので

高反発のマットを使用していました。

フローリングやツヤツヤの手触りの良い絨毯でも

立っているだけで足が滑っています

その姿も可愛いですが🥰

安全のために滑りにくいマットを選んで

ワンちゃんが歩く行動範囲には最低限

敷き詰めてあげると安全です。

ちなみによくある滑り止めマット

細かい穴の空いているものが多いため

ご飯やお水を食べたり飲んだりする時に

下に敷いてあげるのはいいですが、

普段歩いたりする場所には

爪が引っかかったりしてしまい

怪我の原因にもなるので

穴の空いていないのを選ぶようにしましょう。

4. 認知機能の低下に向き合う

夜鳴きや徘徊が始まると

最初は戸惑うかもしれません。

でも、視点を変えてみてあげると

それこそ愛犬の1番可愛い瞬間だったりします。

飼い主さんに強く依存して

分離不安症になり吠えたり、歩き回ったりします

目が見えにくくもなったりするので

体がぶつかる壁沿いを歩いたり

声をかけて触ってあげると安心します。

とにかく不安なんですよね

そう思うととても愛おしいですね。

5. 健康チェックと早期発見

定期的な動物病院での健康チェックはもちろんですが

毎日の「いつもと違うな」に気づくことも大切です。

「いつもよりよく寝ているな」

「ご飯の食べる量が少ないな」

「歩きにくそうにしているな」など

ワンちゃんから様々なサインは必ず出ています

少しの変化を見逃さず

すぐに病院に連れて行けるようにしつつ

必要であればセカンドオピニオンも検討しましょう。

愛犬のためにできることは

まだまだたくさんあります。

6. 飼い主さん自身のケアも忘れずに

介護は長期戦です。

飼い主さんも無理をしてしまい

疲れが溜まってしまいますよね

時には信頼できる家族や友人と気持ちを共有することも大切です。

同じようにワンちゃんを飼っている人がいないなら

SNSで共感できる仲間を見つけるのも心の支えになります。

シニア犬を飼っている人もたくさんいるので

情報共有してくれたり

新しい学びにもなります。

歳を重ねるほど、可愛さが増していく

目が見えにくくなっても

耳が遠くなっても

私の側で眠るその姿は

昔よりずっとずっと愛おしい。

ゆっくり歩く後ろ姿も

どこか頼りなくて守ってあげたくなる。

年老いたからこそ見せてくれる表情や仕草は

本当に可愛くて

何年経っても忘れる事はないでしょう。

介護は「大変」よりも「愛しい」が勝る

もちろん大変なことも多く

思うようにいかない日もあります。

でも、それ以上に感じるのは

「この子と一緒にいられる幸せ」です。

私はシニア犬の介護をすることで

様々なことを学ばせてもらいました。

一日一日を大切に過ごし

最期のときまで、「ありがとう」をたくさん伝えてあげましょう。

決して苦しいものではなく

本当にかけがえのない時間です。


最後までお読みいただきありがとうございます。

ハイシニア期のわんちゃんとの暮らしに

少しでも寄り添えるヒントになれば幸いです。

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