こんにちは。今回は小型犬の中でもトップクラスの人気を誇る「チワワ」について リアルな飼い主目線で詳しくご紹介します。
「小さくて可愛い」「初心者でも飼いやすい」と言われることの多いチワワですが、 実際に一緒に暮らしてみると、ちょっと驚くような個性や注意点がたくさんあります。 これからチワワを迎えようとしている方に向けて、 チワワの基本情報からリアルなエピソードまで、まとめてお届けします。
■ チワワってどんな犬?人気の理由と基本情報

チワワは世界最小の犬種で、体重は1.5〜3kg程度。日本の住宅環境にも合っており マンションやアパートでも飼いやすいと評判です。 被毛の種類はロングコートとスムースコートの2タイプがあり 見た目や性格に個体差も大きく、「うちの子らしさ」が楽しめるのも魅力です。
- 原産国:メキシコ
- 体高:約15〜23cm
- 平均寿命:12〜16歳(長寿の子は18歳以上)
- 性格:警戒心が強く、愛情深い、少し頑固な一面も
実際の飼い主の声:「うちのチワワはとにかく表情豊か。嬉しいときは尻尾が高速回転で 怒っているときは“あ…いま不機嫌なんだな”って顔ですぐわかります(笑)」
■ チワワの魅力:小さくても心は大きい!
チワワの魅力は、何といってもそのギャップ。見た目はぬいぐるみのように可愛いのに 意外と勇敢で自己主張が強く、飼い主に対しては驚くほど忠実です。
エピソード①:インターホンに全力で対応!
うちのロングコートチワワ(男の子)は、インターホンが鳴ると すごい勢いで玄関へダッシュして吠えまくります。 「俺が家を守る!」という気持ちが全開。 でもその5分後にはお腹を出してゴロゴロ……このギャップがたまらなく可愛いのです。
飼い主の本音:「小さなボディに詰め込まれた正義感と甘えん坊さ。感情の起伏が激しくて まるで人間の子どもみたいなんです」
■ 飼いやすいポイント

- 運動量が少なめ:毎日数十分のお散歩で満足してくれる子が多く、雨の日は室内遊びでもOK。
- ごはんの量が少ない:体が小さい分、フードの量も少なくて経済的。
- トイレ管理が楽:足が短い分、トイレトレーも低めで問題なし。トレーニングも比較的しやすいです。
実体験:「うちは朝と夜のお散歩以外はほぼ家の中。でもボール遊びをちょこっとするだけで 満足してくれるので、共働きの我が家には本当に助かってます」
■ 飼いにくいポイントと注意点
- 骨が細く、落下・衝突に弱い:ソファや階段の段差にも注意が必要。
- 寒さ・湿気に弱い:エアコン管理は必須。特に冬は防寒グッズが活躍します。
- 吠えやすい性格:警戒心が強いため、社会化トレーニングがカギに。
- 繊細な性格:急な環境の変化や構いすぎにストレスを感じやすい。
エピソード②:小さな大ケガに大慌て
うちの犬の話ではありませんがソファから飛び降りた際に着地に失敗し 前足を軽く捻挫したチワワちゃんがいました。 すぐに動物病院へ連れて行くと「骨は無事だけど、チワワは骨が細いから 今後は絶対に段差対策してくださいね」と指導を受けたようです。 それ以来、ソファの前には低反発マットとクッションを敷き詰めているようです うちはソファも撤去してワンちゃんの活動領域には一段差のあるようなものは 置かないようにしています。
飼い主の学び:「小さいから大丈夫、は大間違い。逆に小さいからこそ 些細な事故が命取りになることを痛感しました」
■ チワワと長く幸せに暮らすために
- お留守番時もエアコンをON(室温24〜26℃が理想)
- 床は滑りにくいマットやコルク素材に変更
- 早いうちから社会化トレーニングを始める
- 甘やかしすぎず、信頼関係をしっかり築く
チワワはとても頭が良く、飼い主の表情や言葉をよく理解します。その反面 とても繊細で臆病な一面もあるので、愛情と信頼をベースに 落ち着いた環境で接することが大切です。
■ まとめ|チワワは“家族”としての覚悟で迎えたい犬種

チワワは、その可愛らしい見た目だけでは計れない奥深い魅力を持っています。 飼い主との絆がとても強く、日々の生活に笑顔や癒しを与えてくれる存在です。
でもその反面、小さな体を守る配慮や繊細な心を尊重する気遣いも欠かせません。 だからこそ、「小さい=ラク」とは決して言えないのがチワワなのです。
これからチワワを迎えようと考えている方は、ぜひその特性を理解した上で 安心で幸せな環境を準備してあげてくださいね。
きっと、あなたの毎日がもっと優しく、もっと賑やかになりますよ。
次回の記事では、「チワワの男の子と女の子、どっちが飼いやすい?性格の違いと選び方」 について詳しく解説していきます。
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